Blog記事一覧 > 12月, 2021 - 朝霞市いとう接骨院の記事一覧
『産後のお悩み』をインターネットなどで検索してみると多いのは「下腹部のゆるみ」「体重の増加」「骨盤のゆがみ」「骨盤のゆるみ」「肩こり」「腰痛」「妊娠前の服がきつい」「疲れやすい」「体重が戻らない」などが多くみられます。
まずは①「下腹部のゆるみ」「ぽっこりお腹」の解説です。
1)妊娠中、子宮には赤ちゃんがどんどんおおきくなるのでお腹の筋肉は伸ばされ続けています。(ホルモンの効果もあり)そうすると腹圧は低下します。すると内臓が下垂してきて前に出てきますので余計お腹はぽっこりに見えます。
2)ホルモンの影響 レプチンのいう満腹感を与えるホルモンが減ります。すると満腹感がないのでたくさん食べて赤ちゃんへ送る栄養を作ろうとします。このホルモンの作用は産後もしばらく残っているので食欲は落ちないの状態です。たくさん食べればお腹がぽっこりするのはしょうがないですね。でも赤ちゃんの為です。
3)また色々なストレスなどの理由によりなかなかお腹はへこまず、すぐに腹筋運動などをやりたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが 焦らないでください。まず出産後6~8週は身体の回復を最優先にしましょう。子宮もそのくらいで元に戻ると言われています。
またホルモンの作用は赤ちゃんに母乳で栄養を与えなければいけないのでしばらく続きます。その後お腹に力を入れる所から
スタートして徐々に腹筋運動などに移行していきましょう。1年くらい時間をかけて回復するつもりで頑張りましょう!!
当院でも産後のママさんへのセルフケアをご提案いたします。色々ご相談ください。