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本日のブログ:パソコンを使う方の指・手首・肘の痛み | 朝霞駅徒歩2分!朝霞市の整骨院ならいとう接骨院

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本日のブログ:パソコンを使う方の指・手首・肘の痛み

2022.07.06 | Category:

当院でも最近指や手首・肘がいたくてご来院される方が多いのですが、ほとんどの方がパソコンを仕事で多用しています。

 指や手首、肘が痛む状態を紹介していきます。
①ばね指 腱鞘炎
マウスのクリックなどで指(主に人さし指)を使いすぎたときに起こるものを、「ばね指」ともいいます。指を伸ばそうとすると、
カクンとばねのようにはじかれる感じがします。
ばね指になると、最初は関節部分に痛み、こわばった感じ、腫れてる感じがあり、やがて曲げ伸ばしのたびに痛みが起こるようになります。
手のひら側の指の付け根の部分を軽く押しながら、指の曲げ伸ばしをしてみてください。指の動きが硬くてぎこちなかったり、少し痛みを感じたりした場合には、ばね指になりかかっている可能性があります。
そのまま使い続けていると、指を曲げたときに激痛が走り、曲げ伸ばしが自由にできなくなることもあります。
当院では軽症は、テーピングをして、指をあまり曲げられない状態にして固定することで症状をやわらげることができます。患者さん自身でも行えますが、強く巻きすぎると血行が悪くなるので、注意してください
②ドケルバン病  手首(親指側)に起こる腱鞘炎を、「ドケルバン病」といいます。

スポーツでは、手首を使う動作が多く、また手首に強い力が加わるため、腱鞘炎を起こしやすくなります。
パソコン作業では手首はあまり動かしませんが、キーボードやマウスに手をのせるとき、常に手首を少し反らせた状態になります

そうした状態を毎日何時間も続けていると、手首の腱には大きな負担となり、腱鞘炎を起こすのです。手首だけでなく、ひじ痛を起こすこともあります。

手首の腱鞘炎の場合も、軽症のうちならテーピングが効果的です。当院でもテーピングを行います。

似たような症状で手根管症候群というものもあります。手根管は、骨やじん帯、腱、正中神経などで構成された管状の組織で、手のひら側にあります。指や手の使いすぎで正中神経に障害が起こると、親指から薬指にかけてしびれが起こります。左右の手の甲を合わせて手首を90度の曲げた状態で30秒くらい静止してるとしびれてくる場合は疑いがあります。

「腱鞘炎の予防のために」

指や手首の腱鞘炎は、使いすぎによって起こります。一度起こると治るのに時間がかかるので、指や手首にこわばりや違和感をおぼえたら、早めに予防することが大切です。
パソコンの作業は3時間、4時間と続けてしまうことが少なくありません。予防のためには、1時間に一度は休憩し、指や手を休ませる必要があります。
また、画面の文字を読んでいるときや、文字などを打つ途中で考えたり、読み直したりするときには、マウスやキーボードからいったん手を放す習慣をつけると、こまめに休ませることができます。
キーを強くたたく人を時々見かけますが、必要以上に指や手首に負担をかけることになります。強くたたく意味はまったくないので、いつも軽いタッチで打つように心がけましょう。
指や手首にこわばりや違和感をおぼえたら、早めにご来院ください。
初期の症状の場合、ご自宅で出来ることはアイシングです。
冷たい湿布などを使って痛む所を冷やしてください。(短い時間で)
すでに痛みが続いている場合には、温めると血行が良くなり、楽になることもあります。
放置しないできちんとケアをし、悪化させないことが大切です。
気になる方は当院へご相談ください。